高校の部活を途中で辞めると内申点が下がる?辞めたら進学や就職への影響は?



高校の部活を途中で辞めると内申点が下がる?辞めたら進学や就職への影響は?

高校生活で部活に参加することは、多くの生徒にとって重要な経験になることは間違いありません。

しかし、部活を辞めたら内申点に影響が出てしまうのか、進路や就職に影響を与えるのか…そう不安を感じることもありますよね。

実際、部活を辞めることはあなたにとってデメリットになることもあり、部活を辞める際は慎重に決める必要があります。

そこでこの記事では、

  • 高校の部活を辞めると内申点に響く?
  • 部活を辞めた時の将来への影響は?
  • 部活を辞めても将来の影響を小さくする方法

以上にについて掘り下げていきます。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

高校の部活を辞めると内申点に響く?



高校の部活を辞めると内申点に響く

部活動を辞めることが内申点に影響を与えるかどうか、正直気になりますよね。

一般的には、部活動と内申点が直接的に関連しているわけではありません。

ではどういうこと?という点を、以下で詳しくまとめました。

学校による?

学校や教育委員会の方針によっては、部活動への参加が必須、かつ内申点の評価の一部となることがあります。

このような場合、部活動を辞めることが内申点に影響を与える可能性があります。

しかし、これは一部の学校や地域に限られることが多く、全国一律に内申点に影響を与えることはありません。

成績が下がることも?

部活動できちんと活動していたり、優秀な成績を上げていた場合、部活を辞めることで内申点が下がる可能性があります。

逆に、部活動を辞めたら学業成績が上がり、結果内申点が上がるという可能性も十分考えられるでしょう。

部活動にかけていた時間を勉強に充てることができるためです。

部活動がストレスの原因となっている場合、部活から解放されることで勉強に取り組みやすくなるという場合もあるでしょう。

しかしこれらは個人差や時と場合によるため、一概に部活動を辞めることで成績が上がるか下がるか、はっきりとは言えません。

つまり総合的に見ると、部活動を辞めることが内申点に直接的な影響を与えることは少ないと言えます。

部活を辞めた時の将来への影響は?

部活を辞めた時の将来への影響

ここでは、部活を辞めた時に将来や進学、就職にどのような影響があるかについて、それぞれの場合で詳しくお話していきます。

進学したい時の影響

スポーツ推薦での進学や特待生制度を利用しようと考えている場合、部活動を辞めることは大きな影響がある場合があります。

部活動での成果や実績が、多くの場合において推薦入試や特待生制度の対象となるため、辞めたことで進学のチャンスを逃すことがあります。

ただし、上記でお話した通り部活を辞めたことで成績が上がるケースもあるので、学業成績に限っては悪影響があるとは限りません。

就職したい時の影響

部活動を辞めることで、部活で得たスキルをアピールできる機会が減るため、就職活動の際に悪影響が出る可能性があります。

企業は、部活動を通じて得たチームワークやコミュニケーション能力、責任感、リーダーシップなどの人間力を評価することがあります。

部活動を辞めたことで、これらを前面に押し出した自己PRや話題などが減ってしまうため、就職に不利になることはあり得るでしょう。

部活を辞めても将来の影響を小さくする方法



部活を辞めても将来の影響を小さくする

ここでは、部活を辞めた後も、将来の志望や進路への影響ができるだけ出ないようにするにはどうすればいいかを解説します。

新しい部活への参加

部活動を辞めた後も、他のクラブ活動やサークル、ボランティア活動などに参加しましょう。

新しい場で、新しいスキルや経験を積めたり、コミュニケーション能力やチームワークを磨くことができます。

また、それまでの部活動で得た経験を活かせる場に参加することで、さらなる自己成長の機会を増やすことができます。

学業への専念

部活動を辞めた時間を活用して、学業に専念し、成績を向上させることも重要です。

学業成績をしっかり残せば、たとえ部活を辞めたとしても問題なくなりますし、より進学や就職に有利に働きます。

また、学業成績が上がったことで自己成長できたという自信に繋げることもできるでしょう。

趣味や習いごとの継続

部活動とは別の趣味や習い事を通じてスキルを磨き、自己成長に努めることも大切です。

これらの経験も、十分進学や就職時にアピールできるポイントとなります。

趣味や習い事には、自分が本当にやりたいことや好きなことに取り組むことができるため、充実した時間を送ることや自己成長にもつながります。

人間関係の維持

部活動で築いた人間関係やネットワークは、学生生活中だけでなく、将来もあなたを助けてくれるでしょう。

部活動を辞めたとしても、それまでお世話になった友人や先輩とのつながりは大事にしましょう。

そうして友情をはぐくんだり人間関係のネットワークを維持することで、結果として進学や就職でも有利に働くことがあります。

また、人脈を広げることはあなたの視界を大きく広げることにもつながります。

自己分析と目標設定

部活動を辞めた後は、あなた自身の強みや弱みを自己分析し、具体的な目標を設定することが重要です。

目標に向かって努力することで、より自分に足りない部分を補うことが出来、進学や就職に有利な状況を作り出すことができます。

また、己の価値観や将来のビジョンを明確にすることで、今後やりたいことがはっきり見えてくるでしょう。

まとめ:辞めることより辞めたあとが大事!

ここまで、高校の部活を辞めることが内申点に与える影響は少なく、部活動で得たスキルや経験の生かし方次第で、将来における影響を小さく抑えることは難しくない、ということをお伝えしてきました。

さらに、部活動を辞めることで新たなスキルや経験を積むことができ、自己成長できる場面を増やすこともできるでしょう。

部活動は学生生活でしかできない大切な経験の場であり、参加することで多くのことを学び、自己成長することができます。

しかし、部活動を辞めることもまた、自己成長のための選択肢の1つであり、あなたにとって新たな挑戦ともなるでしょう。

部活動を辞めることは、決して悪いことではありません。

自分自身が目指す将来に向けて、新たな挑戦をしながら希望の進路に向かっていきましょう。