ダンス部を辞めたい…あなたはこれまで、何度もそう思ったのではないでしょうか?
それでも、実際に決断し行動に移すのは、なかなか勇気がいることですよね。
実際ダンス部を辞めるとなった場合、周りからの視線や関係性、進学や就職などの将来に対する不安など、たくさんのことを考えなければなりません。
そこで本記事では、
以上についてお伝えしていきます。
この記事を読むことで、まずは自分自身の気持ちや状況を整理することができます。
また、ダンス部を辞めたあとに起こりうる問題や影響について知ることで、辞めることのメリットやデメリットを正確に把握することができるでしょう。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
ダンス部を辞めたい…そう考えている時、なんと言って部長や顧問に切り出せばいいか、そして理由はどう伝えればいいか、悩むところです。
そこでこの項目では、辞めたい時の主な理由をまとめてみました。早速見ていきましょう。
ダンス部を辞めたいと思う時、
ということは多いでしょう。
その場合、このような言い方で伝えてみてはいかがでしょうか。
【例文】
●部の雰囲気に、自分がなじむことができませんでした。これ以上部に迷惑をかけられないので、退部させてほしいです。
ダンス部では、一緒に練習をする仲間との関係性が非常に重要です。
そのため、考え方の違いや相性などの原因で、人間関係に悩みを抱えてしまった場合、辞めることはやむを得ないと思ってもらえるでしょう。
ダンス部は活動や練習に熱心なところも多く存在します。そのため、
ということはあり得ます。
その場合、このような言い方で伝えてみてはいかがでしょうか。
【例文】
●自分なりに努力をしましたが、周りのレベルが高すぎて、ついていくことが難しいです。
●周囲の熱心さに、自分はどうしてなじめません。逆にチームの雰囲気に水を差してしまうので、退部を考えています。
ダンス部は、多くの場合、競技や発表会に出場することが目的となっています。
そこで優秀な成績を残すためには、チーム一丸となって練習しなければいけません。
そのため、周りのレベルが高くついていくことができず、ダンス部での活動を続けることが難しくなったとしてもあり得ないことではありません。
そのため、退部を申し出ても無理に引き留められることはないでしょう。
ダンス部にはほぼコーチがいます。そのため、
ということは、可能性としてあり得ることです。
その場合、このような言い方で伝えてみてはいかがでしょうか。
【例文】
●私はダンス部でたくさんのことを学びました。しかし、どうしてもコーチの考えに馴染めず、これ以上続けることが難しいと考えるようになりました。
●コーチには、ここまで指導いただいたことを感謝しています。私がダンス部で学んだことは忘れず、今後も頑張っていこうとと思います。
コーチとの相性が悪い場合、まずは相談や話し合いを行って改善を図ることが大切です。
コーチと直接話し合うことが難しければ、先生や先輩など、周囲の頼れる人に仲介に入ってもらってもいいでしょう。
が、それでも改善されない場合、あなたが部活を辞めることはやむを得ないことです。
また、退部を決意し、いざ伝えることになっても、まずはここまでの指導を感謝している一言から伝えるべきです。
そうすることで、相手の気持ちが落ち着き、あなたの希望が相手に受け入れてもらいやすくなることでしょう。
ダンス部に所属することは、学業に影響を与えることが多くあります。
ということは多いでしょう。
この場合は将来の進学に向け勉強に集中するため、ダンス部を辞めることが必要かもしれません。
その場合、このような言い方で伝えてみてはいかがでしょうか。
【例文】
●今後は学業に集中したいため、残念ながらダンス部を退部させていただきます。ダンス部での素晴らしい経験は忘れませんし、今後も応援しています。
●ダンス部の活動はとても充実していました。ですが体力的な理由で自分は学業と両立することがとても難しいため、申し訳ありませんが辞めさせていただきたいです。
子の場合もまずはコーチやチームメンバーに対して感謝の気持ちを伝えましょう。
ダンス部で過ごした時間が、あなたの人生にとって大事なものになったことを意識し、関係者に感謝の気持ちを伝えることが大切です。
次に、学業に集中する必要性について説明しましょう。
例えば、大学受験や資格取得試験など、将来のキャリアに直結する試験が控えていて勉強の時間が取れないという場合、学業に集中する必要があると説明するとより伝わりやすいでしょう。
ダンスは激しい運動です。
このような場合、ダンス部の練習に参加することは難しいでしょう。
その場合、このような言い方で伝えてみてはいかがでしょうか。
【例文】
●体調不良が続いてしばらく病院に通うことになりました。練習に参加するのも難しくなるので、申し訳ないですが一度退部させていただこうと思います。いままで本当にありがとうございました。
●ケガの治療に専念するため、申し訳ないですがダンス部を辞めさせて欲しいです。部活でのご指導、今でも感謝していますし、今後の部の活動も応援しています。
この場合も、まずコーチやチームメンバーに対して感謝の気持ちを伝えましょう。
例え体調不良やケガの原因に部活動があったとしても、まずはダンス部で過ごした時間が充実していたこと、ここまでの指導に感謝していることを伝えることが大切です。
次に、理由について説明しましょう。
例えば、体調不良やケガが治らないため、ダンスを続けることができない場合は、治療に専念する必要があるからと説明すると良いでしょう。
退部の理由は健康上の理由であるため、前向きな態度で伝えることが大切です。
また、これまでのダンス部での素晴らしい経験はありがたく思っている、今後も協力は惜しまないという態度も忘れず伝えましょう。
ダンス部を辞めたとしても、その後についての不安て、不安に思うことも多いでしょう。
ここでは、代表的な不安要素を3つご紹介します。
ダンス部を辞めたら、元チームメイトから嫌われたり、自分が孤立したりしないだろうか?と心配になることもあります。
しかし、ダンス部を辞めたからといって、きちんと理由を告げ手順通りに退部をしていれば、元部員から嫌われることはありません。
むしろ、それまでのダンス部の活動があなたにとってのストレスであったのならば、辞めることはあなたにとって新たな人間関係が築けるチャンスにもなります。
自分が本当にやりたいことに取り組むことで、生活が充実し視界が広がって、きっと新しい友達を作ることもできますよ。
ダンス部を辞めることによって、陰で何か言われたりしないだろうか?と悪口を言われることが心配になることもあるでしょう。
しかし、そうした悪口はまず本人に直接、面と向かって言われることはありません。
面と向かって言われるようなことでないなら、あなたは意に介せずに堂々としていましょう。
また、陰でそのような悪口を言う人たちとあなたは縁が切れ、今後関わる必要がなくなるということでもあります!
周りの目を気にせず、自分がやりたいことに自信をもって取り組むことが大切です。
例えば将来プロのダンサーになりたい、もしくはダンスの指導者になりたいと考えている場合、ダンス部の活動を続けていたほうが進路に有利になる可能性はあります。
また、大学進学や就職活動の際、ダンス部での活動がよいアピールポイントになる場合も多いでしょう。
学生時代に打ち込んだこととして熱意を示すことができ、アピールポイントにしやすいからです。
このように、直接的・間接的にダンス部を退部することが進路に何らかの影響をもたらすことはあります。
そのため、退部したいと考えたときはまず「退部することで自分にとってデメリットが出ないか?」という点を十分検討すべきでしょう。
ここまで、ダンス部を辞めたいと思った時にすべきことや、考えておくべきことをお伝えしてきました。
しかし、一時的なモチベーションの低下やストレスによって、どんな人でも冷静になれず衝動的に辞めてしまうことはあり得ます。
それでは、部活を辞めたいと思ったとき、どんなことについて考えればいいのでしょうか?
ここではそんな「辞める!と決断する前に、立ち止まって考えたいこと」をまとめてみました。
ダンス部を辞めたいと思った理由は人それぞれです。
しかし、思い付きや衝動で部活を突発的に辞めてしまうと、後悔する可能性が高いと言えます。
例えば
このような気持ちで退部を検討していないでしょうか?
辞めたいと思ったときには、その理由が本当に自分自身の思いなのかどうか、退部して後悔しないか、それらを冷静に考えることが必要です。
ダンス部で得られることは多岐にわたります。
退部する場合、それまでの活動で得られたことが失われてしまうかもしれません。
これらのスキルは、将来のスキルとしても役立ちますし、今現在の学生生活でも不自由な面が出てくるかもしれません。
それらを失っても問題ないか、それ以上に目指したいものがあるのか?落ち着いて考えてみることをお勧めします。
ダンサーとしてのキャリアを目指す場合、もしくはコーチなどの指導者を目指す場合は、ダンス部での活動が必要不可欠となる場合があります。
ダンスを趣味として続けたい場合は、ダンス部を辞めても影響は少ないかもしれません。
しかし、ダンス部での経験が直接求められる場合、もしくは将来目指す進路での経験の蓄積に繋がる可能性が高いならば、辞めてしまうのはもったいないでしょう。
ダンス部での活動実績は、今後の進路や就職に活かすことができる可能性があります。
直接ダンスに関連する進路に進まなかったとしても、例えば
といった場合にも、ダンス部での活動は有利に働くでしょう。
とはいえ逆に、ダンス部での活動が進学や就職活動に不利に働く場合もあります。
などの場合です。
これらを比べ、自分にとってよりメリットとなるのはどちらか、冷静に比較してみることも必要です。
例えば、ダンス部での活動によって、
という場合もあるでしょう。
当然、ダンス部を辞めた場合、これらの関係が切れてしまう可能性は大いにあります。
ダンス部を辞めても、これらの関係を継続させる努力ができるか。
もしくは関係が切れてしまっても問題ないのか。
あなたにとってどちらなのか、一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
ダンス部を辞める決断は、慎重に考える必要があります。
辞める前には、自分自身の将来の目標や人間関係、今後の進学や就職にどのような影響があるかも、じっくり考えてくださいね。
例えば、あなたに将来ダンスを仕事に生かしたいという夢がある場合、その夢を実現するために必要なスキルや経験は、今後もダンス部で積むことができるでしょう。
しかしそうでない場合、ダンス部を辞めることであなたの生活がより充実する可能性もあります。
つまり、ダンス部を辞める場合、どんな結論であれ自分自身が納得できる選択をすることが大切です!
自分の人生を生きるため、ダンス部を辞める勇気を持つのは間違ったことではありません。
どんな結論が出たとしても、あなた自身の選択に自信を持って進んでいってくださいね。