大学の部活やサークルを辞めたい、と思うことは実際誰もが1度は思うことではないでしょうか?
その理由も、忙しくなったから、人間関係がうまくいかなくなったから、などなど時と場合によって様々でしょう。
ただ、自分から辞めることになった場合、後ろめたい気持ちや不安が付きまとって心配になってしまうこともあり得ます。
そこで、本記事では
以上について、具体的な解説や例文を交えてお伝えしていきます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
大学の部活・サークルを辞めたいと思った時、その理由を明確に伝えることで、周囲の人に退部を納得してもらいやすくなります。
そこで以下に部活を辞めたいと思う代表的な理由と、それをどう伝えたらいいかについてまとめました。
大学の部活・サークルを辞めたくなる理由は、時と場合によってさまざまですが、中でも1番あり得るのが「部活動がめんどくさくなった」と感じる時です。
そんな時は、以下のように理由を伝えると良いでしょう。
【例文】
●「最近、アルバイトが忙しくなってきたので、部活動と並行して活動するのが難しくなってしまいました。集中するため、辞めさせていただきたいです」
●「卒業後の進路の勉強に本腰を入れるため、まとまった時間を確保したいと考えています。そのため、ここで部活を辞めさせていただけないでしょうか」
この場合は当然、辞める理由として正直に「めんどくさくなったので」と伝えるわけにはいきません…。
そこで、なぜ面倒になったか考えてみてはいかがでしょうか?
自分自身の時間を確保するためには、部活やサークルを辞める必要もあるでしょう。
「なんとなく面倒になったから辞めようかな?」など、自分に対しても理由をあいまいなままにしておくのではなく、なぜそう思ったかの原因を自分ではちゃんと把握しておくことをおすすめします。
部活やサークルの人間関係が合わず、ストレスが積み上がってしまい退部を考える場合もあります。
そのような場合は、以下のような理由を伝えると良いでしょう。
【例文】
●「最近、部活やサークルの雰囲気が合わないと感じており、活動することにストレスを感じています。ここで1度、活動を休止させていただきたいます」
●「自分の存在が他の方に迷惑をかけている気がして、申し訳なく思っています。このまま部活に参加していても状況は変わらないと思うので、退部させていただけないでしょうか?」
人間関係が合わないと感じることは、往々にしてあります。
そしてその場所に無理をして居続けることは、自分自身の成長の妨げになることも十分あります。
その場合、今の部活を辞めて新しい環境へと移ることで、新しい人間関係を築くチャンスに結び付けることが出来るでしょう。
部活やサークルの活動が次第に辛いものへと変化していったり、楽しくなくなってしまった結果、辞めたいと考えることもあるでしょう。
そのような場合は、以下のような理由を伝えたらいかがでしょうか。
【例文】
●「最近、部活やサークルの活動が楽しくなくなってしまい、モチベーションを持って続けることが難しくなってしまいました」
●「他の方の熱心な練習ペースに合わせることが最近難しいです。マイペースに活動していきたいので、辞めさせてもらえないでしょうか」
辛い・楽しくない気持ちへと変化してしまうことは、誰にでも起こりうることです。
また、ひょっとしたらハードすぎる生活が続いて、あなた自身の疲れがたまっている状態なのかもしれません。
その場合も、何よりあなた自身が心身ともに健康でいるため、休養が必要でしょう。
部活やサークルを辞めるときは、部活やサークルの顧問・部長・仲間に伝える必要があります。
その際言い方次第で相手を傷つけてしまう可能性も…そうならないために、伝える際のポイントを以下でご紹介します。
顧問に伝える際には、以下のように伝えてみてはいかがでしょうか。
顧問は、部活の運営を支援・指導してくれる立場です。
そのため、あなたが辞めることを伝える際にも、事情を丁寧に説明するべきでしょう。
退部を切り出す際もまずは相談したいという旨を伝え、その上で自分の意志や今後の展望などについて相談するのがおすすめです。
そして、これまでの顧問の支援に、感謝の気持ちも忘れず伝えてください。
部長や仲間に伝える際には、以下のように伝えると良いでしょう。
【部長への伝え方 例文】
【仲間への伝え方 例文】
部長や仲間に対しても、話をする際にはこれまで一緒に活動してきたことに対する感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。
そして、今後も関係を続けていきたいという素直な気持ちも、相手にぜひ伝えるべきです。
部活やサークルを辞める最良のタイミングは、もちろん時と場合によります。
ただし、大体の場合、次のようなタイミングで辞めるのが良いでしょう。
これらのタイミングで辞めることで、部活に新しい人材が入りやすくなったり、後輩たちに引き継ぎしやすくなります。
自分が抜けた穴をできるだけ大きくしないためにも、自分の希望と並行出来る範囲で、配慮をすべきでしょう。
部活やサークルを辞める前に、以下のようなポイントで後悔しないか、1度振り返ってみましょう。
部活やサークルを辞めた後も、元メンバーに会う機会はあるでしょう。
お互い授業やゼミに出席している間柄ならなおさらです。
その際には、こそこそせず明るい態度で接するようにしましょう。
自分が今新しいことにチャレンジしているんだと現在の状況を話したり、今の部活の話を相手から聞くなど、以前と変わらないコミュニケーションを自分から進んで取っていくことで、相手も引け目を感じずに済みます。
部活やサークルを辞めた後に、「もう少し頑張っていればよかった」と後悔することがあるかもしれません。
そのような後悔をしないよう、なにより辞める前に慎重になることが大切です。
自分がやりたかったことと違ってしまった場合や、精神的に追い詰められている場合などは、部活を辞めることが最良の選択肢だと言えるでしょう。
しかし、本当はまだ部活を続けたい気持ちがある場合は別です。
周囲に相談したり、他にやり方はないか自分なりに模索したりなど、決断を下す前に、あとあと後悔しない可能性を試してみてもいいのではないでしょうか?
大学の部活・サークルを辞める際には、まずは自分自身の中に明確な「辞める理由」を持ちましょう。
その上で、しっかりと周囲に理由を伝えることが大切です。
また、辞めるタイミングや言い方にも気を配るようにしましょう。
自分自身の成長のため、次のステップに進むために、部活を辞めることが必要になる場面はあり得ます。
その際には自分が何を望んでいるのか、そして辞めても後悔しないか、決断を下す前にまずはしっかりと考えてみてくださいね。