希望を抱いて部活に入部したものの、やっているうちに部活動を続けることが辛くなってしまった…そんな人も多いのではないでしょうか。
部活を辞めることは、あなたにとって最善となる選択かもしれませんが、辞めたい理由が明確でない場合や、今後の進路に影響が出る場合など、不安に思う部分もあるでしょう。
そこでこの記事では、
を紹介していきます。
この記事を読むことで、どんな時に部活を辞めたいと思うのか、またその場合はどんな対処が出来るのか、理解した上で最適な行動を取ることができます。
自分自身にとって最善の選択をするために、ぜひ最後まで読んでくださいね。
部活動は学生生活の中でも重要な時間を占めますが、だからこそ辞めたいと思う理由は時と場合によって様々です。
以下では、状況別に部活動を辞めたいと思う主な理由を紹介していきます。
部活動での人間関係が上手くいかない場合、自分自身がストレスを感じる状況から解放されるためにも辞めたいと強く思うかもしれません。
しかし、人間関係に悩んだらまずは担当の先生や指導者に相談し、解決が出来ないか動いてみることが重要です。
周囲が解決に向けて協力してくれた結果、環境が改善してあなたが部活を辞めなくても良くなる可能性があります。
部活動に入ってはみたものの、思っていたのと違う…なんて感じてしまうと、たとえ入ったばかりの時期であっても辞めたいと悩んでしまうかもしれません。
この場合、もし解決が難しいならばその部活は辞め、環境を新しくした方が、あなたにとってはよりよい学生生活が待っている可能性が高いです。
どれだけ入部したばかりの時期であったとしても、辞める上で問題はありません。
また、辞めることでストレスが減り、新しいことにやる気を持って挑戦することもできるでしょう。
ただし、どれだけ入ったばかりであったとしても、辞める場合は担当の先生やコーチ、または先輩部員に相談することは必要です。
辞めたいと思ったのはその部活のことだけが原因なのか、すぐに判断せずじっくり考えてみましょう。
部活動は体力を使うため、病気や怪我になった場合、辞める必要が出てくることがあります。
しかし全ての場合で辞める必要はなく、病気や怪我が完治してから再度参加することができるケースも多いでしょう。
自分自身の体調とどうしたいかの希望をしっかりと把握し、適切な判断をしていきましょう。
また、指導者や医療スタッフと話し合いをすることで、部活動との両立が可能な場合もあります。
自分自身の身体を大切にし、最善の選択をすることが必要です。
部員が少ない場合、あなたがいなくなることでチームに影響が出る可能性は大きいでしょう。
しかし、あなた自身の負担や健康などを考慮し、辞めることが最善である場合には、周囲を気にせず決断することが大切です。
迷惑をかけることを気にしすぎて部活に残った結果、あなた自身の健康が失われてしまったり、希望の進路がかなわなくなってしまっては、かえって部活に迷惑をかけてしまう可能性が高いです。
部活動でレギュラーを獲得していたり大いに活躍している場合でも、負担が大きすぎたり体力的な理由で辞めたいと思う場合もあります。
こうした場合、一度部活を辞めることで自分の状態を整える時間をとってみることは必要でしょう。
例えば、練習量が大いに増えることで体力的についていけなくなっていたり、試合でのプレッシャーや期待が大きすぎてストレスを感じることはないでしょうか。
また、部活動に熱中しすぎたあまり、学校生活や将来の進路に悪影響が出てしまうケースもあるかもしれません。
部活動に限らず、例えば、別の部活動や習い事、アルバイト、サークル活動など、他にやりたいことが出てきた場合も、今の部活を辞めたいと思うでしょう。
この場合、退部して自分の興味関心に集中することで、より自分自身の成長につながる経験を積むことができるでしょう。
ただし、これまでの部活動で学んだことの方が将来的により役立つ可能性もあるため、部活動を辞めること、どちらか一方に専念することに対しては慎重に考える必要があります。
より興味が持てる部活が他に見つかった場合、現在の部活動を辞めて違う部活動に入りたくなることがあります。
自分が本当にやりたいことをやることで、やりがいや成長を感じられることは確かにあります。
ただし違う部活動に入る前に、その部活動の目的や方針、指導者や先輩部員の雰囲気などをしっかりと把握しておきましょう。
あなたは新しい部活に適性があるのか、入部してすぐなじめるのか、あらかじめ考えておくことが重要です。
部活動を辞めたいと思ってるけど、なぜ辞めたいのか理由がわからない場合もあります。
このような場合には、自分自身に問いかけてみることが大切です。
自分が部活動で何を求めていたか、今はそれが得られているのか。
また、本当にやりたいことが辞めて得られるのか、などを考えてみてください。
もし理由がわからないままでも、部活動に熱心に取り組むのが難しいという状況ならば、自分自身がストレスを感じる状況から解放されるためにも、部活動を辞めることが最善かもしれません。
辞めることが正解であるかどうかは、最終的にはあなた自身にしか分かりません。
自分自身がしっかりと考え、決断する必要があります。
部活動を辞めることには、それぞれにメリット・デメリットがあります。
以下で詳しくご紹介していきます。
部活動を辞めるメリットとして、以下のような点があります。
部活を辞め、自分がやりたいことに十分な時間を割くことができるのは、ストレス解消に大いに役立ちますし、あなた自身のやる気も段違いに生まれるでしょう。
部活動は多くの場合、練習や試合に参加することが必要であり、そのためには多くの時間を割く必要があります。
自分に合わない部活動に参加し続けることは、ストレスが積み上がることになりますし、その結果やる気を失う原因にもなります。
部活を辞め、自分の興味や関心に合った活動に専念することで、やりがいや成長をより感じることができます。
部活動に参加する目的は、自分自身の成長やスキルアップ、友達作りなど、様々なものがあります。
しかし、自分に合わない部活動に参加しているうちは、その目的を達成することが難しいでしょうし、あなた自身のモチベーションも下がる一方となってしまいます。
部活を辞め、自分に合った活動に参加することで、将来につながるスキルや経験をより積むことができます。
部活動で身に付けたスキルや経験は、確かに将来的に有益なものになることがあります。
しかし、自分に合わない部活動に参加しているうちは、活動に身が入らないでしょうし、そうなると本来身に付けたかったスキルや経験を積むことは難しくなってしまいます。
部活を辞めることで、健康状態を改善できることは多いです。
部活動は体力を使う場面が多いため、けがをしやすかったりといった環境から抜け出すことができます。
また、プレッシャーは多くの場合病気の引き金になるケースが多いです。
そこから抜け出すことで、健康状態をより改善できる可能性は高いでしょう。
次に、部活動を辞めることによって起こり得るデメリットについての解説です。
部活動を辞めることで、それまで築いた人間関係が失われる可能性があります。
部活動に参加することで、多くの場合仲間との絆が深められ、強い人間関係を築くことができます。
しかし部活を辞めることによって関係性が薄くなる可能性があります。
このような場合、別の方法でコミュニケーションを取るなど、関係を維持する工夫が必要になるかもしれません。
部活動は大学入試や就職活動などでのアピールポイントとなることがあり、辞めることによってそれが失われることがあります。
特に、スポーツ系の部活動であれば、その成績や経験が有利に働く場合があります。
そのため、進路を考えている場合は、部活動を辞める前によく考え、相談することが重要です。
部活動を辞めることで、それまで部活動で培ったスキルや知識を失うことがあります。
部活動では特定のスキルや知識を学ぶ機会が多くあります。
例えば、スポーツ系の部活動では、そのスポーツに関する技術や戦術を学ぶことができるのはもちろん、友人たちとのコミュニケーション能力などの対人スキルも上げることができます。
部活を辞めることで、それらを磨く機会が減ってしまうかもしれません。
自分自身が今後どのような道を歩むのか、何が必要になるかを考え、活かせるスキルを身につけることが大切です。
部活動を辞めることで後悔することがあるかもしれません。
例えば、新しい環境での人間関係がうまくいかなかったり、今後の進路で部活動の経験が必要になった場合などです。
そうでなくとも、部活動を辞める前によく考え、自分自身がどうしたいのかをしっかりと把握することが大切です。
部活動を辞める前には、以下の注意点を押さえておきましょう。
それぞれ詳細に解説していきます。
辞める前に信頼できる先生や仲間に相談を持ち掛けることで、自分の状況を正確に理解してもらうことが出来るでしょう。
その結果、部活を辞めるよりさらに適切なアドバイスがもらえるかもしれません。
また、相談を持ち掛けるためには自分自身で状況を把握する必要があり、それらは状況の整理をすることにもつなげられます。
部活動を辞めることで、進路に影響が出ることがあります。
例えば、部活動での実績が進路選択の決め手となる場合や、大学などの推薦入試を志望する場合などです。
このような場合、部活を辞めたこと自体がデメリットになる可能性もありますので、進路に影響がないかあらかじめ確認しておくことが大切です。
部活動を辞める理由は時と場合によって様々であり、理由によっては辞めた方がよい場合もあれば、続ける方がよい場合もあります。
部活動を辞める前には、まずは自分の状況や理由をよく考え、先生や仲間に相談してみましょう。
自分が気づいていなかったことを伝えてくれたり、新たな選択肢に気づく浮かぶチャンスとなるかもしれません。
部活を辞めることは、決して悪いことではありません。
全ての可能性を視野に入れ、自分自身にとって最善の選択をすることで、より充実した学校生活を送ることができるでしょう。