サッカー部を辞めたいと思っているあなたは、今まさに考えるべきことが多くて悩んでいるのではないでしょうか?
辞める際の理由は何と伝えればいいか、そもそもこのまま辞めていいのか…心配事は多いですよね。
そこでこの記事では、
以上についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、サッカー部を辞めたいと思ったときどのような理由があるのか、それをを理解した上で、どのような対処が必要かがわかりますよ。
またしっかり自分の気持ちを整理できるので、辞めた後も前向きになることが出来るでしょう。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
サッカー部を辞めたいと思った理由は、場合によって様々。
主に以下のようなものがあげられるでしょう。さっそく見ていきます。
サッカーが思ったように上達せず、練習や試合で自分が周りの足を引っ張る存在になってしまっている場合、辞めたいと思うことがあるでしょう。
そのような場合、以下のような伝え方があります。
【例文】
●ここまで指導していただき感謝しています。今後、自分がもっと成長するために、別のことに挑戦したいのでサッカー部を辞めさせて欲しいです。
●ここまで頑張って練習してきましたが、自分の中で上達が感じられません。もっと他のことに挑戦したくなったので、退部を考えています。
この場合、足を引っ張っているからと正直に告げるのではなく、「自分の意志で」という「自分主観」の言い方が有効です。
そして、ここまで指導してもらったことに感謝の意志を伝えることで、相手にこちらの申し出が受け入れてもらいやすくなります。
周囲への迷惑に対する申し訳なさを告げるよりも、自分の前向きな意志を伝える方が、周囲も理解してくれる可能性が高いでしょう。
また、サッカーそのものはまだ続けたい、と感じているのならば、こうして申し出ることで、顧問や先輩が指導内容を変えてくれたり、練習に付き合ってくれる可能性もあります。
いずれにせよ、自分が今どう悩んでいるのか、周囲に相談してみることが大事です。
最初はもちろんサッカーに興味があって入部したはずですが、活動していくうちにその気持ちが変化してしまうことはあるでしょう。
その場合、以下のように伝えることをおすすめします。
【例文】
●申し訳ないですが、サッカーに対するやる気が出なくなってしまいました。サッカー部を辞めて他の部活に移りたいです。
●最近、サッカーに対して楽しさが感じられなくなりました。他にやりたいこともできたので、退部を考えています。
サッカー部の一員として活動するうちに、練習がつまらなくなった、試合の勝敗に一喜一憂することに疲れてしまったなど、個人としての楽しみを感じなくなってしまうことも多いでしょう。
また、当初考えていた活動となんか違う…ということもままあることです。
このような場合、率直に「やる気が出なくなってしまった」「楽しさが感じられなくなった」ということを周囲に伝えてしまってもいいでしょう。
その方が「気持ちの変化はどうしようもない」と理解してもらいやすいはずです。
他の部員との人間関係がうまくいかない場合も、サッカー部に所属する上でのストレス要因の1つです。
このような場合、まずは他の部員やコーチに相談を持ち掛けてみましょう。
その上で改善が見込めない場合、以下のように伝えてみるのをおすすめします。
【例文】
●これ以上サッカーを続けることが難しいので、退部させてもらいたいです。これまで一緒に練習してくれた皆さんには感謝しています。
●今までありがとうございました。退部しても、今まで指導していただいた感謝は忘れません。
周囲に感謝の気持ちを伝えつつ、自分の決断の結果を伝えることで、新たなあつれきを産むことなく、円満に退部することができます。
ただし、やっぱり人間関係をどうにかしたい、まだサッカー部の活動を続けたい、というのであれば、その前に自分の想いをしっかり顧問や先輩などに訴えるべきでしょう。
自分が何を悩んでいるのか、どうしてほしいのか、その気持ちや考えを正直に伝えることが大切です。
そうした上で、どうしても人間関係の改善が見込めないのならば、辞めたいという意思を貫いたとしてもあなたの中に後悔はきっと残らないはずです。
顧問との関係が悪く、辞めたいと思った場合にも、まずは顧問と話し合う場を持ち、自分が何を悩んでいるのか伝えることが重要です。
直接話し合いができないという場合、信頼できる他の先生や先輩に間に入ってもらってもいいでしょう。
その上でどうにもならなかった場合、このように伝えてみてはいかがでしょうか。
【例文】
●顧問の指導にどうしても納得することができません。これ以上は他のメンバーの邪魔になってしまうと感じました。今まで指導いただきありがとうございました。
このように、不満をぶつけるのではなく、これまでの指導に対する感謝で締めくくるのが良いでしょう。
またこの際、伝え方には注意が必要です。
あなたが感情的になってしまうと相手も冷静さを失い、問題が悪化する場合があります。
冷静かつ明確な言葉遣いで、落ち着いて話し合うことを心がけましょう。
なにより、まずは顧問や信頼できる人に自分の気持ちや考えを正直に伝え、改善策を共に考えてもらうことが第1歩。
いきなり退部を申し出るのではなく、相談という形で退部を考えていることを言い出してみましょう。
このような場合、結果として大きなストレスとなり部活動へのモチベーションが下がってしまうこともあります。
この場合も、まずは周囲に相談してみるのをおすすめします。
それらが理由で退部を申し出る場合、以下のように切り出すといいでしょう。
【例文】
●練習がきつすぎて、体力的な問題で練習についていけません。サッカー部を今まで通り続けることが難しいです。退部させてもらえませんか。
●練習時間が長くて疲れてしまい、勉強がなかなか進みません。今後の進路に影響が出てしまうので、サッカー部を辞めたいと考えています。
練習がきつすぎる場合は、相談したことによって練習の強度を少し下げてもらったり、適度な休憩時間を設けてもらえるかもしれません。
また、練習が長時間に渡るということに関しては、練習時間が短くなったり、曜日や時間帯が調整される可能性があります。
そして、それでも練習が辛くて続けられない場合、そのままの気持ちを素直に説明しましょう。
またその際、いままでの指導に対する感謝の気持ちを伝えることも大切です。
サッカー部に所属することが勉強に影響してしまう場合、まずはその原因を明確にして、改善するための方策を考えましょう。
その上で、以下のように伝えてみてはいかがでしょうか。
【例文】
●進路のことも考え、今後は勉強に集中したいという思いが強くなりました。サッカー部を辞めさせてもらえないでしょうか?今までのご指導ありがとうございました。
●勉強についていくのが難しくなってきたので、今はもう少し勉強する時間を取ろうと思っています。今までのサッカー部の活動は、自分の中でいい経験になりました。
そもそも、勉強に集中したいという理由で部活を辞めたいと感じている場合、以下のような理由があるのではないでしょうか?
このような場合、まずはその事実を先生や先輩に相談してみることが重要です。
練習や試合が多く、勉強に十分な時間が割けない場合も、部活動と学業の両立について顧問と話し合ってみることも大切でしょう。
その上でなお辞めたい場合は、辞める理由を相手に明確に、そして感謝も一緒に伝えることで、円満な退部ができるでしょう。
サッカー部を辞めたいと悩んでいても、実行にはなかなか移せないもの。
実際にサッカー部を辞めた人は、その後に後悔したりはしなかったのでしょうか?
そこで、ここではサッカー部を辞めた人の、その後の感想や経験談などをまとめてみました。辞める前に、ぜひ参考にしてみてください。
サッカー部を実際に辞めた人たちは、
と感じているようです。
具体的には「勉強に集中できるようになった」「時間が取れるようになったので、私生活が充実した」という声が多く聞かれました。
また、人間関係がうまくいかず辞めた人たちからは、「サッカー部を辞めることでストレスから解放された」「嫌いな人と関わらずに済むようになって助かった」という意見が多かったです。
サッカー部を辞めて後悔した人たちから多く聞かれた意見としては
という声。
サッカーはチームプレイのため、練習を通じて友人や先輩たちと仲が深まったという人は多いでしょう。
しかし、退部したことによって関係が薄くなってしまい、それに対しては後悔している、という人は多数見られました。
さらに進路選択の際に退部が影響を及ぼしたので、辞めたことを後悔している、という意見もありました。
例えば、サッカー部での活躍が進学に有利になる可能性は大いにあります。
将来プロを目指している人だけでなく、「部活動に励んでいた」というのはどんな人でも面接などの場で十分なアピールポイントになるからです。
以上のように、サッカー部を辞めて良かった、または後悔している、と様々な意見が聞かれました。
辞めようと思った時には、衝動的に決めたりせず、今後の自分の人生や将来の目標をしっかりと見定め、納得いくまでしっかり考えることが重要なようですね。
サッカー部をいざ辞めよう、と思った際、実行に移すその前に考えた方がいいことがいくつかあります。
それらについて、以下でまとめました。
サッカー部を辞めたいと思ったとき、まず考えるべきことは、そもそも本当に辞めて後悔しないか?ということです。
辞めたい理由は、あなたの中で具体的でしょうか?
また、それを解決するための努力はできる範囲でしましたか?
これらをした上でまだサッカー部を辞めたいと思うのであれば、あなたは辞めた後も後悔することはないでしょう。
辛い練習から逃げているだけではないか、他に解決策はないか、まずはじっくり考えてみるのが重要です。
サッカー部の活動を続けていくことで、得られることはたくさんあります。
サッカーの技術という直接的なことだけでなく、体力や精神力を鍛えることができたり、チームワークやリーダーシップなどの社会的スキルも磨くことができるでしょう。
さらに、サッカー部で作った人間関係は、後々の進学や就職の際に活かされる可能性があります。
辞めたことでそれらがなくならないか、一度確認してみてもいいかもしれません。
将来の夢や目標に向けての時間や努力を優先したいから辞めたい、というのは辞めたい理由としてはあり得ることです。
しかし、逆に辞めることによって将来の夢が途切れる結果にならないか、これも改めて確認しましょう。
例えば、あなたの進路希望がプロサッカー選手であったり、サッカー関連の仕事に就きたい、ということであれば、サッカー部に所属することは大きなメリットです。
また、将来的に教師や指導者を目指す場合、サッカー部での経験が必要になることがあります。
その場合、サッカー部を続けた方がよい結果を生む可能性が高いでしょう。
サッカー部を辞めた場合、それまでに作り上げた人間関係が変わる可能性があります。
サッカー部では仲間と共に汗を流し、試合に出場することで絆を深めてきたことでしょう。
しかし、部活動をやめた後は、その絆が希薄になってしまうこともあります。
また、一緒に練習していた仲間が自分が辞めた後も続けている場合、自分だけが仲間の輪から外れた気分になるかもしれません。
もちろんそれは自分の思い込みの可能性もありますが、それが現実とならないよう、サッカー部を辞めた後も、友人関係を大切にし、コミュニケーションをとることで、つながりを守ることができるでしょう。
この記事では、サッカー部を辞めたいと思っているあなたのために、実際辞める時に何と言えばいいかや、辞める前に考えてほしいことなどについて解説してきました。
辞めよう、と思った際は「本当に辞めてもいいのか?」という自分自身への確認もしっかり行ってくださいね。
自分の目標や将来に影響しないか、サッカーで得られたものは何か、やめた後の人間関係など、様々な観点から考えた上で決断すれば、きっとあなたの中で後悔は減らせるはずです。
なにより、優先すべきはあなた自身の意思。
様々な意見を目にしたことで、あなたの選択が後悔のないものになるよう、私も応援しています!