軽音部、辞めたいなら知っておくべきリスクとその後の道(部活辞めたい学生さん必見)



軽音部、辞めたいなら知っておくべきリスクとその後の道(部活辞めたい学生さん必見)

軽音学部はひとりで行動するような部活ではなくバンドメンバーとグループで進めていなかければならない部活です。それでいてそれぞれの楽器やパート担当は違うのでそれぞれのポリシーも異なってくると思います。マッチすれば楽しいですが、そう行かない状況もあります。

当記事では以下の流れで軽音部を辞めたいと感じている学生さんへのアドバイスをお伝えします。

  • 軽音部を辞めたいと思う理由
  • 軽音部を辞める際のリスク
  • 軽音部を辞めた後の道
  • 軽音部を辞める前に考えるべきこと
  • 軽音部を続けるための解決策

軽音部を辞めたいと思う理由



軽音部を辞めたいと思う理由

軽音部に入部した後に「辞めたい…」と感じる理由は人によって様々です。ひとつずつチェックしていきましょう。

人間関係のトラブル

軽音学部での人間関係のトラブルは、辞めたいと思う大きな理由の一つです。例えば、バンドメンバーとの意見の食い違いや、コミュニケーションの不足からくる摩擦があります。入部当初からバンドを組むことが求められ、自分の音楽性を表現できないことに不満を感じることも珍しくありません。

「いいね返しは絶対」という暗黙のルールがあったり、友人関係がぎくしゃくしたりすると、部活全体がしんどいと感じることがあります。自分がモヤモヤとしている気持ちを無理やり抑えることは、徐々に疲れたと感じる原因にもなります。

プレッシャーやストレス

軽音部では、ライブ演奏やコンテストのための練習が頻繁に行われますが、これがプレッシャーやストレスになりがちです。「失敗したらどうしよう」と心配しながらの練習は非常に疲れるものです。また、上手く弾けないことに対する自己批判や、バンドメンバーからの期待に応えられないプレッシャーもあります。

部活が原因で音楽が楽しくないと感じ、家でアコースティックギターを弾く方が楽しいと思うこともあるでしょう。部活を頑張りたいけど続けることが辛くて辞めたいけど辞めれない、そんな葛藤を抱くこともあります。

時間と労力のバランス

軽音部の活動は時間と労力のバランスを取るのが難しいことが多いです。授業や宿題、他の活動と両立させるのは容易ではなく、しばしば長時間の練習が求められます。そのため、時間と労力をつぎ込む必要がある部活に参加していると、次第に疲れたと感じることが増えます。

特に、他の趣味や友達と遊ぶ時間が減ってしまうことに対しても不満を感じることがあります。軽音学部だけでなく、バンド活動も同時に行うことは非常に多忙で、体力的にも精神的にも疲労が蓄積されやすいのです。

軽音部を辞める際のリスク

軽音部を辞める際のリスク

「辞めたい…」という気持ちが湧いたからといって安易に部活を辞められるわけでもありません。現実的にリスクも把握しておきましょう。

学業や他の活動への影響

軽音学部を辞めたいと思っているけれど、もし辞めた場合、学業や他の活動への影響もあります。部活がしんどいと感じている中でも、部活動が生活の一部として組み込まれているため、辞めた後には時間が大きく空くことになります。

この時間をどう使うかが鍵となります。場合によっては「辞めたいけど辞めれない」という意識を抱きつつ、学業に力を入れられるかもしれません。一方で、活動がなくなったことで逆にモヤモヤしてしまい、集中力が散漫になることも考えられます。

人間関係への影響

軽音を辞めたいと感じた一因として「人間関係のトラブル」がある場合、辞めることによりそのトラブルは一時的に回避できるかもしれません。しかし、辞めたことで新たな緊張関係が生まれる可能性もあります。

バンドメンバーや軽音学部の先輩、友人との関係が悪化することが懸念されます。特に「いいね返しは絶対」といったソーシャルな文化がある場合には、人間関係の維持がさらに難しくなることもあります。辞める前にはしっかりと連絡と話し合いを行うことが重要です。

将来に対する影響

軽音部を辞めることは、一時的な選択に見えますが、将来に対する影響も考慮しなければなりません。例えば、軽音を通して得られる経験やスキル、自己表現の機会が失われることになります。

また、音楽を続けたい気持ちがある場合、辞めた後に再び同じ熱量で音楽活動に取り組むことは簡単ではないかもしれません。また、「お洒落な軽音部員」というアイデンティティが失われることで、自信や社会的な評価に影響を及ぼすことも考えられます。

軽音部を辞めた後の道



軽音部を辞めた後の道

いやだった部活をいざ辞めた後は別の新たな道を着実に進んでいきましょう。参考にしてみて下さい。

新しい部活動や趣味に挑戦

軽音部を辞めたいと感じているなら、新しい部活動や趣味にチャレンジすることも考えてみてください。軽音部での経験は他の部活動でも役立つかもしれません。

例えば、アコースティックギターを楽しむためのサークルや、音楽とは全く異なる分野の活動に挑戦してみることも良いでしょう。新しい趣味や興味を見つけることで、モヤモヤやしんどい気持ちを解消し、自分自身を再発見する機会となるかもしれません。

学業に集中する

部活を辞めることで時間が生まれます。この時間を有効活用して学業に集中するのも一つの選択肢です。特に高校生の場合、学業の成績が今後の進路に大きな影響を与えるため、この期間に勉強に力を入れることは重要です。

軽音部で疲れた体と心を癒しながら、学業にコミットすることで、将来の可能性を広げることができるでしょう。

新しい人間関係の構築

軽音部での人間関係にモヤモヤを抱えているなら、新しい人間関係を築くことも考えてください。部活を辞めた後、新しい環境や活動を通じて新たな友人を作ることができます。

スタジオで友達と演奏するなど、音楽を楽しむ別の仲間を見つけることも可能です。新しい人間関係を築くことで、軽音部でのしんどい経験を乗り越え、より豊かな学生生活を送ることができます。

軽音部を辞める前に考えるべきこと

軽音部を辞める前に考えるべきこと

部活を辞める前に後々で後悔をしないようにしっかりと自分の本心を整理整頓しましょう。指標になるポイントを紹介します。

本当に辞めたい理由を見つける

軽音部を辞めたいと感じる瞬間は誰にでもありますが、その気持ちの背景には様々な理由が存在します。例えば、バンドメンバーとの人間関係がうまくいっていない、プレッシャーやストレスを感じる、時間と労力のバランスが取れなくなってきたなどです。

「なんだかモヤモヤする」、「疲れた」など、自分の心の中をしっかりと見つめ、具体的に何が原因で軽音学部を辞めたいと感じるのかを明確にしましょう。本当に辞めたい理由がわかることで、次に進むべき道が見えてきます。

誰に相談すべきかを考える

軽音部を辞めたいと思った時、自分一人で決めるのは難しいかもしれません。まずは信頼できる人に相談することを考えましょう。親や友人、学校のカウンセラー、あるいは軽音学部の先輩や顧問の先生など、様々な人々があなたの話を聞き、適切なアドバイスをくれるかもしれません。

相談をすることで、自分の気持ちを整理し、辞めるか続けるかの決断がしやすくなります。相談することで、他の視点からの意見を聞くこともでき、「少しお洒落なカフェで友達とアコースティックギターを弾くのもいいな」という新しい視点が得られるかもしれません。

辞める時のマナーと手続き

軽音部を辞める決心をした場合、適切な手続きとマナーを守ることは非常に重要です。まず、バンドメンバーや顧問の先生に正式に辞める意向を伝えましょう。突然の退部は他の部員たちに迷惑をかける可能性もありますので、できるだけ事前に話し合いを持ち、円滑に退部できるように努めましょう。

「いいね返しは絶対」などの小さな約束も大切にし、誠実に対応する姿勢が求められます。また、楽器や設備の返却など、部活に関連する事項もしっかりと確認しておくことが大切です。これにより、後腐れなく次のステップに進むことができます。

軽音部を続けるための解決策



部活を辞めたいと思ったが、いろいろ考えた結果継続をするという決意を下した方へのアドバイスも用意しました。

コミュニケーションを改善する

軽音部を続けるためには、コミュニケーションの改善が欠かせません。バンドメンバーとの関係がうまくいかないと、部活がモヤモヤするだけでなく、更なるストレスにも繋がります。

自分の気持ちや意見を率直に伝え、お互いの音楽性や考え方を尊重することが大切です。また、話し合いを通じてバンドメンバーとの絆を深めることで、部活が楽しくなるでしょう。

練習方法を見直す

軽音部を素晴らしい経験にするためには、練習方法の見直しも必要です。現在の練習がしんどいと感じるのであれば、自分に合った練習方法を見つけることが大切です。

例えば、アコースティックギターを家で弾くほうが楽しいと感じる場合、そのスタイルを部活の練習に取り入れてみるのも一つの方法です。また、スタジオで友達と演奏する機会を増やすことで、練習がもっと楽しくなるかもしれません。

ストレス管理の方法

軽音部の活動がしんどいと感じる原因の一つに、ストレスが挙げられます。ストレスをうまく管理するためには、適切な方法を取り入れることが重要です。たとえば、適度な運動や趣味の時間を持つことでリフレッシュし、心身のバランスを保つことができます。

また、部活外の友人と過ごす時間を大切にすることで、気持ちをリセットすることもできます。ストレスが軽減されると、軽音部の活動もより楽しく感じられるようになるでしょう。

以上のような解決策を実践することで、軽音部での活動がより充実したものになるはずです。疲れた場合は十分な休息を取りながら、自分に合ったスタイルを見つけていくことが大切です。

まとめ:軽音部で人間関係を学び、どうしても辞めたいなら辞めてしまおう!

軽音部を辞めても経験は残っています。社会人になって仕事を始める際の人間関係をうまく進めていく際のヒントにもなります。今はしんどいかもしれませんが、将来に役に立つ経験になるので軽音部を続けると決断した方は前向きに楽器を楽しみましょう。

辞めた学生さんもそれはそれでOKです。逃げるという事も長い人生の中で大事なシーンも出てきます。決断を下す、その決断の責任を自分でとるといった経験にもなっています。

純粋に音楽が好き!楽器が好き!という方は趣味でも引き続き継続をしていって、大人になって社会人でバンドを作成するという方法もありだと思います。